わたしが６才のとき、ちょうど小学校へ入学するときに父と母が揃えてくれた学習机と椅子。長く使えるようにと、子どもらしさの無い本当にシンプルな机と椅子だったので、当時はキャラクターのついたかわいいやつがいいのにー！と、心の中でしぶしぶこれを使っていたような記憶があります・笑
「シンプルこそ...」の良さがわかったのは、中学生くらいになってから・笑。
あのとき父と母がこの机と椅子を選んでくれた意味と価値がようやくわかるようになって、それからはすごく愛着を持って使っていたような気がします。
そんな思い出の机と椅子。結婚して実家を離れてからは、もう座ることもほとんど無くなっていたのですが、最近ふとあの椅子たちの存在を思い出して「まだ使える？」と、実家に連絡。布張りの椅子だったので、そこさえ張り替えればまだまだ現役で使えそうという返事をもらい、すぐさま張り替え依頼！依頼先は...もちろん大工仕事が得意な「じぃじ」でございます・笑。
それで先日、生地だけ実家に持っていき、じぃじにキレイに張り替えてもらいました。
（さすがじぃじ、見事に生まれ変わったよ〜！涙）
経年の錆こそあるものの、まだまだしっかり使えるし、むしろいい味が出て愛着も倍増！「物を大事にする」ってこういうことなんだと、ちょっとうれしくなりました・笑
この２脚は、もうかれこれ２５年も前にわたしと妹が使っていたもの。ここからまた２５年、いや、３０年、マメタとキナコの子どもたちにまで継承できるように大事に大事に使っていかなくちゃね。
*いいものを、長く使う。
